ホーム都市開教を志す方へお問い合わせ

逗子布教所龍溪寺

基本情報

専従員名
谷山憲丸
所在地
〒249-0002
神奈川県逗子市山の根1-7-24
TEL:
0468-71-1863
FAX
0468-72-3485
ホームページ
http://www1.kamakuranet.ne.jp/kanadean/
教化活動
・聴いて語って「かなで庵法座」
 毎月26日午前11時より
・寺報 毎月発行
・東京仏教学院講師
・旅行会(年1回)
恒例行事
・降誕会
・彼岸会
・永代経
・盆会
・報恩講
寺報
各布教所・教会が発行する寺報です
年別アーカイブ
2011年
2010年

布教所からのお知らせ RSS

2011.03.20

『荼毘(だび)』

「荼毘に付す」とは、火葬にした、では即物的に過ぎるというので使われているが、要するに死骸を火葬にすることである。現在の日本は、殆どが立派な斎場(昔は、焼き場・火葬場と言った)で家族外の人によって行われる。中国は、本来が土葬の国であるが、仏教が伝えられてからはインドの習俗に起因し、加えて仏教信仰に基づくものとして、林葬、水葬などが移入され一般に火葬がひろまると、そのたびに為政者側から、儒教倫理などに立った不孝の甚だしいもの、礼法にもとるものとして弾圧されてきた。高名な高僧さえも荼毘に付された記録はないが、高僧慧遠の場合は、遺言により、その骸を松の木の下にさらし、のちに弟子達が収骨したとあるから、これは仏教者としての葬法に従ったものである。しかし、どのような葬法であれ、執着を断った死者の遺徳は変わらず、記憶は後世に伝えられた。日本の荼毘はどうであろうか。その光景として、米軍カメラマンが撮った1枚の写真を思い出す。死んだ弟を背負い直立不動で火葬の順番を待つ少年の姿だ。決して焼かれる様子を見なかったとあるが、そこには万感の想いがこめられている。荼毘に付すとはそういうことであろう。      

この度のおびただしい大震災犠牲者の数を聞くにつけ、一日も早く葬ってあげたいと願う。それがどんな葬法になろうと、仏になるという尊厳に変わりはない。

ページ上部へ